イチゴは家庭栽培がベストな驚愕の理由!なぜ農薬使用回数1位?
日本は農薬をとっっても多く使用してる国『農薬使用回数1位』です。
そして国内でもずっと『農薬使用量1位』は苺なんです 😥
なぜ苺に多くの農薬が使われるのか?
他の食品はどうなってるのか?
海外産はどうなってるの?
私達はどうしたらいいのか?
知識を取り入れて、少しでも害を取り除ける方法をお伝えできればと思います。
苺に農薬回数が多い理由
日本の苺に使用される農薬の回数は平均は35~65回です。とっても多いですよね😱
私、初めて知った時は衝撃でした! りんごで平均36回です。りんごの皮はむくのでイメージ的には少し大丈夫っぽさがあるのですが(ただのイメージだけですが💦)
苺って皮が無いし直接ですしね😅
農薬使用量が多いのは1年を通しての生産
もともとイチゴの原産地は南北アメリカやヨーロッパです。イチゴに合う気候の国では昼間に熱帯で夜には5℃ほどに冷え込みなどで自然に自生できる環境があっています。
日本でのイチゴ栽培は、湿度、四季のある国ですので春の収穫しか出来ない状態です。
そこで、ビニールハウスでの栽培が盛んになりました。 しかし、それに伴い農薬の使用は不可欠になっていきました。 1年中イチゴを食べたいニーズと、農家さんが仕事としては農薬は必須だったのかもしれません。
イチゴは病気と害虫の被害が多い
フルーツは苺以外でも病害虫の被害を受けやすいので農薬は使われやすいんです。
その中でも 苺は病気になりやすく、害虫に食べられやすい んです。
思い浮かべて下さい…..日本で生産されて販売されている苺って綺麗じゃないですか?
病害虫に弱い苺が全て綺麗な状態で売られているのは農薬をかけて予防してるからなんです。
苺がなりやすい病気
うどんこ病:空気感染します。農薬使っててもなったりします。窒素過多だとなりやすくなります
根腐れセンチュウ:成ってしまうと農薬使っても意味が無いです。予防としてマリーゴールドと一緒に植えると良いみたいです。
じゃのめ病:葉っぱに小さな蛇の目のような病斑がでます。こちらも空気感染です。多湿により起りやすいです。
空気感染による菌による病気が起りやすいですね。 肥料過多も原因の一つです。
窒素が多いと土の循環が悪くなり病気になりやすくなり⇒農薬を沢山使用するようになる⇒農薬を使うから微生物がいなくなる⇒肥料を苗が自給できなくなる⇒人間が肥料をあげる⇒土は肥料を作る機能を必要としなくなり微生物もいなくなる⇒循環しなくなった土⇒病気を防げない弱い環境状態になる
もし無農薬でイチゴ栽培をやってみたい方は、自然農法(自然栽培)にチャレンジするのも一つではないでしょうか?
別記事で『自然栽培』についてかいてますので興味があればどうぞ
苺につきやすい害虫
ハダニ
アブラムシ類
ハスモンヨトウ
前にいちごの記事で『最近のイチゴが凄い』などあげていますが、この時の私の栽培方法は無農薬・有機肥料でした。 有機肥料使っていましたが、とっても少なくあげていました。と言うかあげるの忘れること多(笑)
何が言いたいかと言うと、虫の被害が少ないと言う事です。
なんで60回もの農薬使う必要があるの?って不思議に間居るくらいです。
今年は自然栽培にチャレンジなので、さらに楽しみです。
苺を安全に食べる為に出来る事
「無農薬の食材だけを食べる」のは、なかなか難しいと思います😭
それでも
①家で無農薬・無肥料で栽培する(自然農法・自然栽培)
②家で無農薬・有機肥料(有機栽培)
③無農薬野菜や有機野菜を購入する(定期購入できる)
などを取り入れるだけで、残留農薬を身体に取り入れる数を少なくする事が出来ます。
販売されている苺
日本のイチゴの生産で使われている農薬はEU諸国で禁止されている農薬を使っています。
厚生労働省が発表している国内で使用している「食品中の残留農薬」の検出比率の上位の成分がイチゴに使われています。
EU諸国で禁止されている成分
「プロシミドン」:妊娠中は国内イチゴの食べ過ぎに注意! 住友化学の環境ホルモン農薬『プロシミドン』で胎児に悪影響のリスク(My News Japanより)
「ネオニコチノイド系」:と呼ばれる成分は神経毒性が不安視されています。
世界では脱ネオニコ系農薬がすすんでいますが、日本は反対に緩い基準になっています。
「トルフェンピラド」:甘い残留農薬基準、現状でも危険な野菜果物はこれだ!――子どもはイチゴ1個、レタス1枚で急性中毒リスクも(My News Japanより)
EU基準の60倍 アメリカ基準の5倍
もちろん言うまでも無く他の野菜などの日本の農薬の基準はゆるゆるです。
日本の食品は安全?との思い込みは止めて、現実を受け止める方が良いと思います。
少しでも無農薬の食材にするだけでも違ってくるのではないでしょうか?
あとイチゴ栽培できる農家さんは近くに何件もありますが、私は行けないです😱
春には家族連れでたくさん車止まってるんですが…..
苺の選び方
イチゴは出来るだけ自分で作る事をおすすめします。
無農薬イチゴは価格が高くてなかなか手が出ません😢
あと、苺ジャムもほとんどが農薬を使用されたジャムです。
しかし、ジャムの場合は見た目を気にしなくても良い分、無農薬や無肥料の物がお手頃価格で手に入ります。オススメの無農薬いちごジャム
特に私がオススメするのは無農薬・無添加・無着色・無砂糖のいちごジャムです。
有難いことにお値段もお手頃です
また、イチゴではありませんがお茶もオススメです。
お茶はEU基準の600倍もの残留基準です(T^T)
もうスーパーの緑茶は飲めません💦
気になる方はコチラもオススメです。
無農薬・無化成肥料栽培のお茶
あれもこれもは無理なんですが、よく食べる物を無農薬にするだけでも変えてみるも良いのではないでしょうか?
苺の食べ方
残留農薬の取り除き方
それでもイチゴの季節になるとお子さんに食べさせたいですよね。もちろん自身もww
イチゴは農薬の回数が50-60回と回数がとっても多いんです。収穫する1日前にも農薬かける場合も多く、スーパーなどで購入したイチゴは農薬の取り除きの対策してください。
種の部分がボコボコしているイチゴですので、表面に残留農薬がたくさん残っています。
重曹を使った洗浄で表面残留農薬は取り除けますので、実戦して下さいね。
例500gの水に5gの重曹( ※ ベーキングパウダー:食用の重曹)です。その中に10~20分ほど漬けた後に水洗いして下さい。
気になる方は10分で1度重曹水を捨てて、もう1度新しく重曹水を作って浸け直して下さい。
でも、1回で良いと思います。
※注意 :食品用の重曹(ベーキングパウダー)を使用して下さい
悲しいかな、たくさんの種類の農薬が使われていて、全ての農薬が落ちて残留農薬0%になる訳ではありません😢 それでも、重曹水での洗浄で表面の農薬は大分落ちるので、ぜひ洗って下さいね。
野菜も重曹水(ベーキングパウダー)で洗浄すると違います。
是非、イチゴだけで無く野菜も重曹(ベーキングパウダー)で洗う習慣つけましょう
オススメはコチラのベーキングパウダー450g送料無料 凄く多いのにお安いです。
農薬を表面だけでも除去できるように重曹ベーキングパウダー(食用)をおすすめしました。
農薬と言っても種類がたくさんあ重曹でります。もちろん重曹でも剥がすことが出来る農薬はあります。ですが、「ん?何か….除去出来てない??」と思うことも多々あり…そこで評判の良い貝殻のパウダー系 に変更しました!!
使ってみて感じたのは「なんじゃ~これ~ピンクや青の油や、蝋(ロウ)の破片の様な形しとるのがドバドバやん」💦
長く漬けすぎてフルーツの色が落ちてるのかも?は除いても、石油の油みたいなのや、プラスチックの破片っぽく見えるやつは農薬 かワックス で…(T^T)
私がお買い得でオススメの農薬除去パウダー2つ載せておくので参考にしてください。
1つ目は「ほたて貝殻焼成パウダー」
青森産 ホタテ貝殻焼成パウダー 2kg 1kg×2個セット ほたて 帆立 パウダー 野菜洗い・お掃除用 洗浄 除菌 野菜 果物 洗剤 洗浄 除菌 食品添加物グレード 無添加 洗濯槽 クリーナー
1Kgでの詰め替え用が少しお得金額で販売されています。
青森産 ホタテ貝殻焼成パウダー 2kg
2つ目は「ほっぴ貝パウダー」
Washell (ウォッシェル) ほたて貝より効果のある ほっき貝から出来た 野菜 果物 洗浄 除菌 鮮度保持 パウダー 特許取得 100g
私は、出来るだけ長く続けられて止めない事に重点をおいてほたて貝殻焼成パウダー02 ケース入り 1kgにしました。 これからの夏場は夫と猫の洗濯にも役立ちそうです😝笑
苺を自分で栽培する
食べる物を自宅で栽培する場合は、少なくとも農薬は使わ無い事が大切です。
■自然栽培で育てる
■100%有機栽培で育てる
■その他の気をつける育てるポイント
自然栽培(自然農法)で育てる
理想は自然栽培(自然農法)です。無農薬・無肥料で育てます。ただ、いきなり肥料あげないでとなると育ちにくいので準備が必要です。
自然栽培について知りたい方は別記事ご参考にしてね
100%有機栽培で育てる
有機栽培と言ってもお店で買う有機栽培の基準が不確かなんです。ぜんぜん安全でないものも多いんです。オーガニックと言う言葉も、基準が曖昧なんです。ですからオーガニック商品の安全性も不確かです。
オーガニック(organic)と有機栽培は同じ意味です。
有機(物)とは虫や葉などの炭素が含む物で、それらを微生物が完全に分解した物を『堆肥』と言います。
この有機物は牛や馬の糞であったり、葉や木材などであったりしますが、これらを肥料として栽培される方法を『有機栽培』『オーガニック』として始まりました。 しかし、化学肥料、農薬を使わない「科学的な農薬を使わない」栽培方法としても使われるようになってきました。
日本では「オーガニック」「有機栽培」と表記するに農林水産省により基準が設定されています。
有機JAS制度で「有機農産物」
- 化学的に合成された肥料および農薬の使用を避ける。
- 遺伝子組換え技術を利用しない。
- 播種(はしゅ)または植付け前の2年以上の間、有機肥料での土づくりを行った田畑で生産されたもの。
引用:農林水産省サイト
この有機JASマークを 商品 に付けるには大変な苦労をして基準に合格しなければ行けません。
ただ、これは 商品 につける為の合格であって、仮に有機JASマークをつける基準に登録しなくても、有機栽培やオーガニックで作ってるならば「有機栽培で作りました」「オーガニック商品です」と宣伝してもOKなんです。 ですから「これはオーガニックです」と販売している商品が本当にそうなのかは分らないと言う事です。
100%有機栽培とは、自分でお家で家庭菜園として作る場合「農薬は使用しない」「殺虫剤は使用しない」「完熟有機肥料を使う」「完熟有機堆肥を使う」事です。
自分自身ですので、科学的な物は一切使用しない方法です。
その他の気をつける育てるポイント
自然栽培であっても有機栽培であっても、自分で栽培するのは安心ですよね。
しかし、農薬を使わ無いので病気や虫にやられない少しの手間を掛けるのも良いですね。
■【肥料をあげすぎない】
・自然栽培の場合は、雑草や、土壌の循環で空気から窒素、微生物がリンやカリウムやミネラルを与えてくれるので必要ありません。
・有機栽培の場合は、化学肥料のようには分量が難しいのが難点です。出来るだけ少なめにあげて、弱わってきたら肥料をあげるでチャレンジしましょう。
■マルチングする
病気は空気感染がとっても多いですので、雨や水やりの土壌の跳ね返りがどれほど病気の予防効果に効くかどうかは分りません。ですが、効くと言う方も多いです。私は自然栽培のチャレンジで切った雑草などを引き詰めたりしていますので、自然とマルチングしてる状態になってきました。
■マリーゴールドや他の草類も植える
マリーゴールド はプランターの場合は関係ないかもですが、地植えの場合はセンチュウ退治に活躍するそうです。ネギ もセンチュウに良いらしいです。カモミール はテントウムシを呼んで切れてアブラムシ退治。ペチュニア、ラベンダーなどもイチゴといっしょに植えると良いらしいですよ。
農薬の危険性
米ハーバード大など、有機リン系の農薬を低濃度でも摂取した子どもは注意欠陥・多動性障害(ADHD)になりやすいと米小児学会誌に発表されました。ネオニコチノイド系の農薬も欧州食品安全機関が「子供の脳に影響がある」と言っています。
殺虫剤や除草剤を妊娠中に庭で使用している場合、その子どもが白血病にかかるリスクが高くなることも示唆されています。
大人も農薬の影響はあり、癌、神経系の障害、免疫系が落ちる、ホルモン異常などは農薬との関連があるのではないかと言われています。アルツハイマー、パーキンソンなどの病気の要因は加齢や遺伝とみられていますが、農薬も環境要因のひとつではないかと研究報告されています。
まとめ
身体に良いと思ってた好んで食べていた物が農薬がたくさん使用されてると知るとショックでやりきれませんよね。
家でイチゴ栽培していて春~秋まで毎日楽しく頂いてます。
無農薬、有機肥料を少なめですがあげていましたので、虫にも多く食べられる事がありました。
2022年度収穫の我家のイチゴは自然栽培にチャレンジしようとを持ってます。
昔の私は、農薬を気にしてたら何も食べられないから100%気にしないほうが良いと思っていました。
又、日本の国が健康に大丈夫だと言う基準を決めているのに心配しなくて良いと思っていました。
食べたから死ぬとか思っていません。 ただ、私自身が癌の手術でリンパをも無くしていて免疫系が弱くて、人より気をつけないといけない事で、いろいろ考えるようになりました。
出来る範囲で農薬を少ない食事にしたいのが私の考え方です。
皆さん、それぞれの考えで良いと思います。
・フルーツは田舎から無農薬みかん、自宅のイチジク、ネーブルオレンジ、イチゴは家庭菜園。
・野菜は田舎から無農薬の野菜、家での家庭菜園で。
・その他は有機栽培の野菜を購入とスーパーで一般野菜です。
長生きしたいと言うよりは健康寿命を伸ばすことができれば、お金の苦労もしませんし楽しく暮らせるのではとを持ってます。 もうどれが正解と言うのは無いので、自分が納得する範囲で農薬の勉強するのも良いのではないでしょうか?
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