【画像で学ぶ】!詳し過ぎるイチジクの剪定の仕方!そうだったのか!夏果・秋果・夏秋兼用で違う
イチジクは、とっても強くて育てやすい果実だと思います。
ですが、品種が多様で、実をつける時期が違う事で剪定の仕方が違うので悩んでる方が多いんです。
前回もイチジクについての記事を書かせて頂きましたが更に詳しく画像で学んで頂けるようにしました。
凄く検索でも来て頂いてる記事なので皆さんお困りなのだと感じ、それなら、
絶対大事ポイントをイラストで説明したら理解しやすいんちゃう?!
と思い至ったしだいです。
あっ!前回の記事も違う視点での記事です
それでは『詳し過ぎるイチジクの剪定の仕方』と思えるほど分りやすく説明できたらと頑張りました。是非お役立てくだされば嬉しいです。
いちじくの秋果・夏果・夏秋果の剪定の仕方の違い
いちじくは大きく分けて3つに分類できます。
・秋果専用いちじく
・夏果専用種いちじく
・夏秋兼用種いちじく
実が成る 季節 |
実が成る場所 | 剪定する枝 | |
秋果専用種 | 秋 | 今年育つ枝 | 去年育った枝(2-3芽残して)を剪定 ※1 |
夏果専用種 | 夏 | 去年育った枝 | おととし育った枝(去年の枝は2-3枝は残す)を剪定※1 |
夏秋兼用種 | 夏と秋 | 今年育った枝と 去年育った枝の 両方 |
・夏と秋と両方の収穫:夏果と同じ剪定方法
・秋果のみを収穫:秋果の剪定方法 |
※1 剪定の欄で1-4月に剪定する場合 です1月だと去年育った枝となるが12月だと今年育った枝と、いつの枝か分りにくく成るため。実際の剪定時期は12-4月あたりです。
表では理解しにくいと思いますので、更に剪定の部分が分りにくいと思うので次のイラストで説明しています⬇
秋果・夏果・夏秋兼用にちじくの剪定の仕方
秋果専用、夏果専用、夏秋兼用のいちじく 3つの違い をお話しましたね。
更に分る様にイラスト画で説明していきます。
秋果いちじくの剪定の仕方
❶秋果または夏秋兼用種(秋果のみを収穫)
秋に収穫
しようと思ってる時の、冬の苗木 の状態です
❷春~秋の秋果いちじくの枝の状態
春になってどんどん新枝が伸びてきます。
⬇
秋になって実が成ります(秋果は新枝に実が成る)
❸秋果いちじくの冬の剪定
収穫も終り葉も落ちて冬の季節です。剪定は12-2月と言われましたが、挿し木したい方もいるので4月にされる方も増えてきました。
剪定は12-4月でよろしいと思います。
秋果だけを取りたい)のを剪定の説明しますね。
剪定の仕方は、昨年伸びた枝を2-3芽残して剪定する、これだけです簡単でしょ😁
もし芽を残しすぎたと感じた場合は、春に芽欠きして調整すれば良いので大丈夫です。
❹冬の剪定した時の様子を復習してみよう
昨年伸びた枝(緑)の部分には 2-3芽残して 切ってね😁
注意点はそれだけです。
秋果 の剪定は昨年の枝を切る作業だけですので簡単です。
❺5月ぐらいから新しい芽が出てきます。
❶-❺を繰り返します
夏果いちじくの剪定の仕方
❶夏果で普通に夏に収穫しようと思ってる時の、冬の苗木 の状態です
❷春~秋の夏果いちじくの枝の状態
春になってどんどん伸びてきました。
⬇
秋果との違い、夏果は昨年の枝に実が成ります。
(今年の枝にも多少は実がなったりしますが、成長力が弱く育ちが悪いです)
❸夏果いちじくの冬の剪定
収穫も終り葉も落ちて冬の季節です。
夏果の冬剪定は12-4月でよろしいと思います。
⬇
それでは、夏果専用種の剪定の説明しますね。
仮に4月に剪定したとしますね。
絵を見て下さい。ブルーの線のカ所が剪定場所です。
大切な事は、昨年伸びた枝(緑色に塗ってある枝)を必ず数本残すことです。
昨年の枝を必要な本数残して、剪定場所はブルーの線のおととしの枝です。
今回の例(⬇絵)では去年の枝(今が冬で3月頃なので去年と表現)を4本残しました。
いろんな剪定がありますが、夏剪定は毎年3-4本去年の枝で実を成らせるのが良いと考えています。
❹8本中4本を残して次回の夏果を収穫する
半分の4本を剪定しました。剪定することで、春からの新しい枝が出ます。
夏果の冬の剪定では、残す枝と切る枝は実が成る枝と新枝の場所を作ることでもあります。
夏果 の場合は昨年伸びた枝(緑)に実が成ります😁
秋果 は昨年の枝では無く今年伸びた枝に実が成りましたね。
そう、実が成る場所が違うんです。
❺5月ぐらいから新しい芽が出てきます。
「夏果の場合は、この昨年の枝に実が成る」と覚えておきましょう
「秋果の場合は、この昨年の枝から出る今年の枝に実が成る」でしたよね。
同じ事を何度も言っていますが、この 違いを覚えておくのが大切 だからです。
夏秋兼用種いちじくの剪定の仕方
夏秋兼用種いちじくとは:去年育った枝(夏果いちじくの場合に実がつく枝)と今年育った枝(秋果いちじくの場合に実がつく場所)のどちらにも、季節(夏も秋も)実が成るいちじくです。
夏秋兼用種いちじく剪定の仕方は簡単です⬇
・秋果の実だけ収穫したい場合は:秋果と同じ剪定方法
いちじく剪定の仕方を知った後はいろんな品種を探そう
一番最初に購入するのは日本で出回っているドーフィンがオススメです。
なぜかと言うと日本の土や気候に合っていて大きな実のいちじくを収穫出来るから。
いちじくのお値段は1,000円~4,000円が多く、珍しい品種であったり根付いて何年かによって違ってきます。
13種類のイチジク販売してるお店
コチラのお店は13種類のイチジクを販売されていて、お値段もお手軽だと思います。
更に海外のイチジクを扱ってるお店
もっと珍しいイチジクを探してるなら、こちらも探してみると良いかも。
私も5品種持ってるんですが、毎年楽しみです。無農薬のドライいちじくやイチジクジャムを作ったりしてます。
まとめ
今回は3種に分類されたいちじくについての実の成る場所と剪定方法を説明しました
1.いちじくの秋果専用種、夏果専用種、夏秋兼用種と3種類の違い
2.分類されたいちじくを実の成る季節、実の成る場所、剪定する枝と表で表示
3.いちじくの実の成る場所や剪定の仕方をイラスト画で分りやすく説明
4.いろんなイチジクの探し方と収穫して楽しめる
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