【画像で学ぶ】いちじく購入後に最初する事は?年間の流れを知る!!1年目と2年目以降は?
いちじく購入後に、まず最初にする事と言えば、鉢の植え替え、地植えにする、そのままと言うのが多いと思います。
ですが、あと1作業としてスパッと1カ所剪定してください。
購入したいちじくって1本仕立てのままだからです。
1年目は、それでも大丈夫なんですが、数年たった後に
「どうして最初から剪定しなかったんだろ~(>o<)」って事も多いんです。
初期からのイチジクの流れをイラスト画で説明ます。
困ってる方のヒントになれば嬉です
また、初期、2年目以降の剪定や実の収穫などの知識も書いてので、いちじく栽培で失敗しない為に役立てればと思います。
いちじくの購入後の流れを知ろう
イチジクを購入したら、まず「どのように育てたいのか」を考えて下さい。
葉が伸びてない時のイチジクは場所を取らないように見えるけど、実際は大きくなります。
数年たっても詰め詰めにならない様に「たくさん収穫を欲張らない事」を心がける必要があります。
購入後に秋果いちじくの作業
今回の剪定の仕方は下記2つが対象です。(夏果専用種は対象で無い)
・夏秋兼用種(秋果だけを収穫する場合)
①は、イチジクは1本の枝の状態で販売されてる事が多いです。
②12-4月の冬の剪定。鉢で育てる場合は3芽ほど残す。地植えの場合は、土地から40-60cmのあたりで切るのがオススメです
③5月あたりから新しい枝が伸びて、秋頃にその新しい枝に実が成ります(秋果の場合)。
④次の冬が来ます。次の秋に実が成るのは春からの新しい枝になりますので、前の年の枝の必要無い部分を剪定しましょう。
⑤秋果の場合は、このように冬の剪定でバッサリ きりましょう。
・鉢植えの場合は栄養となる土が鉢の大きさしか無いので、このように思い切って小さくするのがコツですね。
・地植えの場合は、新枝が伸びる場所を作るために、もう少し長めに残しても良いです。
⑥春に新しい枝が伸びてきます。秋には、新しい枝に実が成りました。次の冬には、この枝の2-3芽づつ残して剪定します。
この流れで剪定して収穫する
んだね
いちじくの知っておきたいポイント
①秋果の一文字し立て:いちじくを育てようと思って調べてると一文字仕立てとよく見かけます。
難しそうだけど、以外とそうでも無いので、画像で勉強してみましょう。
②秋果・夏果の実が成る場所の違い:もうひとつ、夏果と秋果のいちじくの実が成る場所の違います。
言葉では無く画像で覚えると理解しやすいので勉強してみましょう。
秋果の一文字仕立て
大きく分けて一文字仕立てと立木仕立てがあります。
みなさん工夫して、新しい仕立てをやられてるかもしれませんが、代表的な仕立てをご紹介します。
前のイラストの④は3本とも剪定しましたね。その方法でも良いですが、この時に1本だけ1芽も残さずに切って、残りの3本を紐などで横になるように冬に誘引する仕立て方もあります。
それを一文字仕立て と言います。
同じような所を切るのでボコボコしてきます。
秋果いちじくと夏果いちじくの実の成る場所の違い
秋果と夏果の違いで、絶対的に知っておかないと行けないのが実が収穫出来る場所です。
勘違いされてる事が多いのが、収穫出来る時期が違うだけだと思ってるのは間違いです。
いろいろ勉強したのに、なんだか理解したのかモヤモヤしてしまうのが、収穫できる場所が違う事を知らないからなんです。
いちじくの秋果の実が成る場所をイラストで覚える
はい。春から出た新しい枝に実が成っていますね。これは秋に実が成る秋果です。
いちじくの夏果の実が成る場所をイラストで覚える
こんどは夏果ですが、去年の春に出た枝に実が成っています。
今年の春に出た枝からも少し実が成る事もありますが、弱くて小さく実が成った感はありません。
秋果と夏果の実の成る場所の違いを知らない人が、意外に多いんです。
たったこれだけなんですが、知らない事で本やネットで調べても、イマイチ???な分ったような分らんようなに成ってしまうんです。
オススメのいちじく
いちじくを育ててみて、育てやすく収穫しやすいのはドーフィンだと思います。
ただ、いちじくは種類が多くて、糖度も大きさも違うものがあって欲しくなってしまいます。
いちじくは、奥が深くてハマります😍
ドライフルーツにするのが私的に最高です♪
良いいちじく苗にめぐり逢えると良いですね~💗
まとめ
いちじく苗を購入した後、そのまま何もせずに育てる方は多いのでは無いかと思います。
いちじくはとっても強くて、それなりに実を漬けてくれます。
しかし、数年後になぜか実が成らなかったりします。
いちじくは剪定する事で、実の収穫の質と量が良くなるんです。
・一文字仕立ての仕方
・夏果と秋果の実の成る場所の違い
今回は購入初期に是非知っておくと便利ないちじくの上記の3つの事をイラスト画で説明しました。
私自信、購入時にいろいろ調べましたが、数年以上たってるいちじくの木の説明を読んでも何だか違うように感じていました。
初期のいちじくと数年後のイチジクは剪定の場所も違います。購入後の初期や挿し木の初期に育てる時の参考にして頂ければと思います。
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